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2007年4つの目標


 1月14日に今年の年賀状当選番号の発表がありました。我が家は今年も“例年通り”、当たりは三等のお年玉切手シートだけでした。しかし、今年の正月で例年通りではなかったことが一つだけあったのです。

私と妻は、結婚以来毎年の年末年始を私の実家(東京杉並)で過ごすことにしています。父は大分前に亡くなったので、最近は介護状態となった母と共に静かな正月を迎えることが多くなりました。

 母の楽しみは、孫やひ孫の成長した姿を見ることです。今年の正月も、私の兄弟とその子どもたち、孫たち一同が集まりました。この日ばかりは終日にぎやかな時を過ごします。小さな子ども達の楽しみは、おばあちゃんや伯父、伯母から頂くお年玉です。大人たちの楽しみは、妻が腕を振るった料理を肴(さかな)に、ダイエットのことをしばし忘れて大いに飲み明かし、大人のゲーム、つまり家庭マージャンで白熱の戦いを行なうことです。

 全員が揃った時、毎年私から聞くことがあります。「さあ、皆さん今年の目標、抱負は何ですか?」。順番にそれぞれの目標が発表され、それを肴にまた場が盛り上がるのです。しかし松の内が明ける間も無く、皆が何を“宣言”したのか忘れてしまいます。つまり記録にも記憶にも残らないので、前年の正月に発表した目標に対するレビューが出来ません。また宣言自体も今一つ真剣みに欠けたものになりがちです。

 そこで、今年は少し工夫を凝らせました。事前に印刷をした用紙を配り、それに記入してもらったのです。用紙には「2007年私の目標“4つのこと”」とタイトルがついており、4つの升目が書いてあります。最初の升目には「今年始めること」、以下それぞれの升目に「今年やめること」「今年続けること」「今年成し遂げること」と書きました。

 つまり、皆の目標を紙に書いて記録に残すことにしたのです。そして目標を4つに分解して記入してもらったのです。最初、少しきょとんとした様子でしたが、全員面白さも手伝ってか、さほどの抵抗感もなく用紙に記入してくれました。

ちなみに私の書いた目標は以下でした。
(今年始めること)   男の料理
(今年やめること)   エスカレーターの使用
(今年続けること)   プロとして始めたFP業の修行
(今年成し遂げること) FP上級資格の取得

 性別、年代も異なることから、皆の記入した目標(こと)は千差万別です。最初目標を4つも書き出すことに結構悩むのではないかと想像しましたが、その懸念は不要でした。全員すらすらと書き上げたのです。更に、4つの目標がどれ一つ重なっていないことも驚きでした。もし、今年の目標を“一つだけ”書き出すようにと問われたら、逆に考えをまとめるのに苦労したのだと思います。

 4つの“こと”の中で注目したのは「今年やめること」です。内容は、生活態度を改める、お金や時間の無駄使いをやめる、特定の食事・食品を食べない、といったものが大半でした。いずれも自分の「生活習慣を見直す」点で共通しています。恐らく、他の目標と比べて一番達成が難しい“こと”ではないかと思います。

 FP相談で、一番嬉しいことはクライアント(お客様)の問題解決が上手くいくことです。しかし、もう一つ嬉しいことは、問題解決を一緒に考え、行動していく過程で、お客様の生活習慣、あるいは金銭習慣が変わった姿を拝見することです。習慣が変わることの意味は、元の状態に戻らない、少なくとも戻りにくくなる点にあるからです。

 「4つのこと」を問うことは、思い付きから始めたことですが、それまで続けてきたことを“やめる”ことの本質、大切さ改めて考えさせられました。来年の正月がどのようなレビューの場となるのか楽しみです。

 最後に、「今年やめること」一番の傑作を紹介致します。私の姉が書いた『買わない、もらわない、拾わない!』、です。中年女性のパワーを感じる言葉です。


'07.1.20  木下 利信





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