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ダイエットの秘訣


 昨年9月に「FP暮らしのコツ」を開業しそろそろ1年になります。この1年間はあっという間でした。プロの独立系FPとして日々新たな経験の連続です。個人事業としてスタートする際、3年後の事業目標と活動目標を立てました。一年目の中間目標はほぼ達成できそうな状態です。残り二年が勝負の期間と考えています。

 実はFP起業を決断した時、最初に取り組むべき課題として考えたのがダイエットでした。サラリーマンはストレスの多い仕事ですが、個人事業に比べると恵まれている面が多々あります。例えば、病気や傷害で数ヶ月休職しても給与の大半が支給されたり、保障されたりします。しかし個人事業はそうではありません。つまり体が資本なのです。

 前の勤務先を退社する半年程前にダイエットにチャレンジしました。当時体重は72kg、体脂肪は25%を越えておりBMI(Body Mass Index)は25.5でした。BMI25までが標準ですから「やや肥満」の入り口に立っているといった状態です。毎年受けている人間ドックの検査項目は殆どAで健康上なんら問題ない状況でした。

 過去何度か65kgへの減量に挑みましたが、いずれも失敗でした。しかし今回は見事目標達成(PDF)出来たのです。ウエストサイズも85センチから79センチとなり、今盛んに言われているメタボリックシンドロームの危険領域から大きく離れることが出来ました。

 目標達成の成果は、体重や体脂肪が改善されただけではありません。食習慣が完全に変わったことです。つまりリバウンドがないということです。1年経った現在でも体重64kg台、体脂肪19%台を維持出来ています。

 何故、過去何度も失敗したダイエットが今回は出来たのでしょうか。目標達成の原因・理由は三つあります。一つは何の為に減量するのか、その“目的”が明確だったことです。過去は減量そのものが目標でした、従って目標達成出来なくとも心の痛みはさほどなかったのです。今回は個人事業を成功させるため60代を通して働き続けることを目的とし、その為に生活習慣病にならない体造りを目指したのです。65kgへの減量はその為に達成すべき必須目標でした。

 二つ目は、肥満となる要因、即ちダイエットの“コツ”を正しく理解したことです。家内と二人で三泊四日の健康セミナーに参加し、入るカロリーと出るカロリーの掌握とコントロールを学びました。例えばご飯100gが目で見て分かる、あるいは茶碗に盛って分かる、これを「目ばかり」「手ばかり」と言います。また、油系の食事のカロリーがいかに大きいものかを実感するのです。また塩分を少なく摂取する具体的な方法も学びました。

 三つ目は、9ヶ月という時間をかけてゆっくりと減量したことです。9ヶ月間毎日毎日自分が飲食したものをパソコンに入力しインターネット上に記録し続けるのです。自分が朝昼晩更には間食として食べたもの飲んだものを、その飲食名と量(例えばカツ丼、ビール350ml)を入力すると自動的にカロリーを計算してくれます。そして一日の摂取カロリー目標以内に収まっているのかオーバーしているのかを自分で見つめるのです。カロリーオーバーした翌日は、食事の内容や量を抑制する気持ちが自然に出てきます。更に、三日間分の飲食をまとめて入力する時、それを思い出すことの大変さを体験します。脳を鍛えるちょっとしたトレーニングにもなります。

 このダイエット経験は、FPの仕事と良く似ています。相談者が抱えるファイナンス上の問題解決を支援する際、一番重要なことは“目標設定”です。何のためにといった動議付けがしっかりしている必要があります。その為に相談者の生きがい、人生目標をお聞きすることが欠かせません。更に、目標達成ための具体的な方策、つまり“コツ”を知る必要があります。優秀なFPはこのコツを専門的な知識と豊富な経験で多く持っているのです。そしてそれを分かりやすく伝えることが求められます。

 相談者はFPとの相談結果、目標達成の意欲と達成のコツを得ることで前向きの行動を開始します。しかし目標達成には時間がかかります、その間相談者の背中をそっと押し続けることもFPの役割となります。そして目標達成の暁には相談者の喜びをFPも一緒に味わえることになるのです。

 今回のダイエットチャレンジで、そのコツとなる食事管理を実践し、9ヶ月間ずっと背中を押してくれた人がいました。そうです、家内です。今回は家内からFPとしての心構えを学んだ体験ともなりました。

'06.8.10  木下 利信




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